想起につなげるための記憶効率の高め方 - 3つの方法をご紹介-
2024.11.11
最終更新日:
2024/11/11

当たり前すぎて何も言っていないに等しいですが、
知らないものは買えません。
認知されるためには、まずお客様にリーチする必要があります。
リーチしないと認知されませんし、認知されないとお客様に想起されません。
いかにリーチを広げるか、いかにいいブランドイメージ、いい記憶を作っていくか。
「商売繁盛につながるような記憶を、いかにお客様にたくさん覚えていただくか」
という部分が、認知施策の鍵となります。
もしも競合よりも広告宣伝費に限りがあるなら、
オウンドメディアやアーンドメディアを中心に方策を組み立てましょう。
そして、認知施策の投資効率にこだわり、記憶効率を高めるような
Distinctive Brand Assets(独自的なブランド資産)の構築を徹底しましょう。
地味ですが、この工夫が大事です。
今回は、とっつきやすくて即実践できる基本的な認知施策を3つをご紹介します。
①ロゴ運用をちゃんとやり、ブランドの顔を出す
認知施策を行う上で、会社名や商品名などのロゴはとても大事です。
そして、自社から発信するコンテンツにロゴをきちんと載せて、
お客様とのさまざまな接点で目に触れるようにしておくことが重要です。
BtoBの場合、オウンドメディアの記事を制作したり、セミナーを行ったりしますよね。
その際に使用するアイキャッチ画像には、必ずロゴを載せましょう。
これを毎回きちんとやっていくことが大切です。スノードームでも実践しています。
では、なぜロゴの掲載が必要なのか。
例えばSNSでのお客様との接点は一瞬です。
タイムラインで数秒見かけて終わってしまいます。
そんな時、ロゴがなければ「あの会社の発信だ」と認識されないんですよね。
反対に、ロゴを一目見ただけで、「あ、あの会社のコンテンツだ。いつもいいコンテンツばかり発信しているから今回もいい情報に違いない」と認識されることもあります(ちゃんと日頃からやっていた場合)。
ロゴは会社の顔とも言えます。
発信者の顔が見えていないと記憶に残りませんし、
「この顔を見たことがあるな」と思い出すこともなかなかできませんよね。
定期的に顔を出して行くことで、覚えてもらいやすくなるし、思い出してもらうきっかけにもなります。抜けてしまっている方が多い印象ですが、お客様とのあらゆる接点で必ず実践しましょう。
②埋もれるようなフリー素材になるべく頼らない
よくあることですが、
フリー素材に頼りすぎると埋もれてしまいます。
なぜなら、競合も同じようにフリー素材を使っているからです。
そうなると、コンテンツを一目見ただけでは「これはあの会社だ」という認知は作れません。
この数年では、画像生成AIによるクリエイティブも増えましたが、
これもよっぽどプロンプトを工夫しないと埋もれてしまいます。
例えば、NewsPicksやPIVOTは独自のデザインをうまく活用しているなと感じます。NewsPicksはグラデーションの使い方が独特ですし、PIVOTは紫をキーカラーに使うなど、一目でそのブランドらしさが伝わってきます。
この「〇〇っぽさ」が大事です。
それが一目で分かると、例えばFacebook広告を出した時に、タイムラインに流れてきた一瞬の接点でも、すぐにその会社だと気づいてもらえます。
「最近あの会社よく見かけるな」という印象も、ちゃんとロゴを載せていたり、キーカラーや「らしさ」のあるデザインを上手く使っていたりするからこそ生まれるんですよね。
だからこそ、お客様との最初の接点となるような場所では、フリー素材の使用を避けるべきでしょう。ブログ記事の本文中に使うのは全然問題ないと思うのですが、記事やセミナーのアイキャッチなど、最初に目につく場所ではなるべく避けましょう。
お客様に注意を払ってもらうことに対して、きちんとコストをかけて制作するのがおすすめです。
せっかく作ったコンテンツがその他大勢として無視されたら、それこそ無駄な投資になってしまいます。
情報爆発の時代でも、見てもらえるようなビジュアルにちゃんと投資をしましょう。
③「遭遇時間別のコミュニケーション」を考え、整えておく
3つ目は、お客様との遭遇時間別にコミュニケーションを整えていこうという話です。
短時間でプレゼンを行うエレベーターピッチのようなイメージです。
一例として、0.3秒から1分以上まで、こんな風に考えられます。

ソファーに寝転がって、だらけた状態でなんとなくスマホを見ている場合も多いでしょう。「コンテンツをしっかり見ようとしていない状況」でも、パッと情報が目に入るかどうかが重要です。
即時の注目を集められる(アテンションをとれる)か。
パッと見ただけで記憶に残るか。
あるいは、斜め読みでも覚えてしまうようなフレーズが用意できているか。
これらを作っていくことで、潜在層との日常的な接点で認知されるコツと言えます。
例えば、タイトルにこだわるのはもちろんですが、お客様が思わず唸るようなアイキャッチやキャッチコピーを考えることも大切です。
また、一目で会社らしさがわかるように、独自のメソッドや図解を作るなど、こういった部分に投資しておくことをおすすめします。
強い記憶痕跡を作れるような発信や体験を提供する。
これが、認知施策においても大切なポイントになります。
以上が、私が考える超基本の認知施策の技です。
基本を徹底し、お客様に覚えていただきやすい、気づいていただきやすい、思い出していただきやすい存在を目指しましょう。
<参考図書>
『実務家ブランド論』(片山義丈)
『ブランディングの科学 独自のブランド資産構築篇』(ジェニー・ローマニウク)





